【ごちうさ】青山さんの年齢についてちゃんと考えてみた

Created 2020年1月4日14:55
Updated 2020年1月9日12:53
Categories ごちうさ

青山さんといえば、お茶目な一方でどこかミステリアスな雰囲気を持つ大人の女性といったイメージがありますよね。

実は青山さんの年齢は公式には発表されていません。以前はあまり気にしていなかったのですが、修学旅行編あたりから急に青山さんの年齢がいくつなのか気になってきました。

なんとなく考えていたのですが納得のいく結論に至れず、気付いたら2か月ほど経っていました。一応それっぽい考えがまとまったので、ここで一度まとめておきたいと思います。

結論から言うと、青山さんは21歳~25歳くらいと考えられます。

個人的には21歳であってほしかったですが、現状ではこれという断定的な年齢を導くことはできませんでした。

もし核心を得ているオタクがいましたら是非コメントとかで教えてほしいです。

最低でも21歳である理由

青山さんが最低21歳である事は、チノちゃんのおじいさんが亡くなった時期から導くことができます。

青山さんは学生時代にラビットハウスによく通っていたと言っていましたが、そこで働いているはずのチノちゃんやリゼちゃんとは面識がありませんでした。

つまり、チノちゃんがラビットハウスで働き出した頃には青山さんは学校を卒業して既に小説家をやっていたということです。

では、チノちゃんが働き始めたのはいつでしょうか。

おそらく、チノちゃんのおじいさんが亡くなった後だと考えられます。ラビットハウスの人手が足りなくなってから本格的な手伝いを始めたのでしょう。

もちろんチノちゃんは学校がありますので、フルタイムで働いているわけではありません。しかし、ラビットハウスに通っていた頃は青山さんも学生だったはずなので、チノちゃんが働いている時間が被らないはずがありません。

それでも面識がなかったということは、チノちゃんが働き始めて以降はラビットハウスには来ていなかったと考えるのが自然でしょう。

まとめると、青山さんがラビットハウスに来ていたのはチノちゃんが働き始める前で、チノちゃんが働き始めたのはチノちゃんのおじいさんが亡くなった後といった感じでしょうか。

となると気になるのはチノちゃんのおじいさんが亡くなった時期ですが、これは作中で明確に言及されています。

アニメ第1羽でチノちゃんは「祖父は去年・・・」という発言をしているので、その時から1年前。第1羽をごちうさ元年とするなら、紀元前1年に亡くなっていると考えられます。

ここで主題からは少し逸れますが、1年前のいつ亡くなったかについて考えてみましょう。

チノちゃんの後にアルバイトを始めたリゼちゃんは、ココアちゃんが来た時、つまりごちうさ元年には既にラビットハウスにそれなりに馴染んでいました。

リゼちゃんは「私が来た頃には既には(チノちゃんのおじいさんは)もういなかったからな・・・」という発言をしているので、リゼちゃんが来るよりも前に亡くなっていたのでしょう。

そうなると、リゼちゃんはチノちゃんのおじいさんが亡くなった後の1年以内にラビットハウスに来ており、人見知りな性格を克服してお店やチノちゃんとそれなりに馴染んでいる、という事になります。

短い時間ではそこまでできないでしょうから、最低でも半年くらいは経っていたのではないでしょうか。

この予想を裏付ける有力なヒントもあります。それは、マヤちゃんとメグちゃんが中学校ではアルバイト禁止だったという事です。

リゼちゃんはごちうさ元年ではココアちゃんより1つ年上で高校2年生、つまりアルバイトを始めた1年前は高校1年生です。

もしリゼちゃんが中学校でアルバイトを禁止されていたなら、高校に入学したタイミング(4月あたり)はアルバイトを始めるのにぴったりの時期だったと思われます。

実際、リゼちゃんは親に頼らず自分の欲しい物を買えて感動したという発言をしているため、高校に入学してからすぐにでもアルバイトをしたかったのではないでしょうか。

そう考えると、リゼちゃんがアルバイトを始めたのは(確定的な根拠はありませんが)ごちうさ紀元前1年のかなり早い時期だったと予想することができます。

チノちゃんのおじいさんはそれより前に亡くなっているため、相当早い時期だったと考えられそうです。

余談ですが、リゼちゃんがラビットハウスで働くことを提案したのは恐らくタカヒロさん(チノちゃんのお父さん)です。

チノちゃんのおじいさんが亡くなり人手が足りなかったので、昔の戦友であるリゼちゃんのお父さんに助けを求めたのだと思います。エモいですね。

青山さんの最低年齢

話が逸れたので少しおさらいをすると、チノちゃんが働き始めたのはごちうさ紀元前1年前の早い時期だと考えられ、青山さんはそれより前に学校を卒業しているはずです。

また、青山さんはリゼちゃん・シャロちゃんと同じお嬢様学校に通っていたため、最低でも高校を卒業しています。

高校を卒業した時点の年齢は18歳であり、その時からごちうさ元年まで最低1年経っている事になります。

さらに、ごちうさ元年から最新話まではほぼ丸2年が経過しているため、合わせて3年は経っているでしょう。

以上より、18歳 + 3年 = 21歳が青山さんの最低年齢になります。

なぜMAXが25歳なのか

結論を出すのにかなり時間を要しましたが、青山さんの年齢の最大値を導くには青山さんが書いた小説「うさぎになったバリスタ」の内容と、ラビットハウスの歴史を考える必要があります。

まずは、ラビットハウスの歴史について考えていきましょう。

ラビットハウスの歴史について

ラビットハウスはチノちゃんのおじいさんが始めたお店で、経営状況が悪かったところを息子のタカヒロさん(チノちゃんのお父さん)がバーの営業で救ったということになっています。

しかし、実は最初から経営状況が悪かったわけではないのではないでしょうか。

SFYでは現在は亡くなっているサキさん(チノちゃんのお母さん)が出てきて、ラビットハウスのお客さんに歌を披露していたシーンがありました。これは以下の理由からバータイムではなくカフェタイムに行っていたと考えられます。

  1. サキさんがチノちゃんの前で歌を披露していた
  2. タカヒロさんが「お母さん、(お客さんの前で)歌う前に何て言ってたか覚えているかい?」とチノちゃんに言っていた → 当時のチノちゃんがお客さんの前で歌うサキさんを目撃していた

これらから、小さい頃のチノちゃんがバータイムの時間まで起きている事は考えづらいため、カフェの時間にやっていたと考えるのが自然な気がします。

この頃は歌を披露するだけのお客さんがいたことや、タカヒロさんの雰囲気が今とだいぶ違う(バーテンダーっぽくない)事を考えると、バーの営業はやっておらず、3人(タカヒロ・サキ・チノちゃんのおじいさん)でカフェを切り盛りしていたと考えることができます。また、タカヒロさんやサキさんも幸せそうだったので経営状況もなんとか安定していたのではないでしょうか。

その後サキさんが亡くなり、人手と集客力に打撃を受けて経営状況が悪化したと考えられます。恐らくココアちゃんとチノちゃんのおじいさんが出会ったのはこの頃であり、経営状況がかなり悪かったからこそあそこまで落ち込んでいたのではないかと思います。

それからしばらくして、タカヒロさんが経営不振を打開するためバーの営業を開始して成功を収めたというのが、私が予想するラビットハウスの歴史です。

それを踏まえて、青山さんの小説「うさぎになったバリスタ」について考えてみましょう。

「うさぎになったバリスタ」について

青山さんが書いた小説である「うさぎになったバリスタ」は、チノちゃんのおじいさんがモデルになっています。

経営状況が悪かったラビットハウスを息子に救われて立つ瀬がなくなり、「もういっそうさぎになりてー」と自虐気味に言っていたチノちゃんのおじいさんを参考にしたらしいのですが、この発言をしたのはいつだったのしょうか。

少なくとも経営が悪化した後でないとそんな発言はしないはずですが、私は経営が(いちど悪化して)回復した後だったのではないかと思っています。

なぜなら、経営状況が悪い時にそれをお客さんに言うのは考えづらいこと、「もういっそうさぎになりてー」の語尾が適当で本当にやばい感じではないこと、言葉の雰囲気が自虐混じりであり、タカヒロさんがバーで経営を支えている事に負い目を感じているのではないかという事を考えると、バーの営業が安定した後の発言と考えるのが一番自然だと思うからです。

実際、映画化した「うさぎになったバリスタ」をココアちゃんたちが観た感想から、主人公の息子さん(タカヒロさんがモデル)が経営を救った事まで書かれていることがわかります。

つまり、青山さんはラビットハウスの経営が安定した後に通っていたことになり、その時期が分かれば青山さんの年齢がだいたい分かるはずです。

ラビットハウスの経営が安定したのはいつか

SFYの時点でチノちゃんはちゃんと言葉が喋れているので、おそらく年齢は2歳〜3歳だと思われます。

その後サキさんが亡くなった後にココアちゃんとチノちゃんのおじいさんが出会ったと考えると、ココアちゃんはチノちゃんの2つ上なので、最低でも6歳~7歳くらいだったと考えられます。

その時ラビットハウスが経営不振だったと考えると、現在のココアちゃんは17歳なのでごちうさ最新話時点のおよそ10年前ということになります。

その後経営が安定するまでの期間は全く分かりませんが、バータイムのお客さんが家族3人を養えるまで付いてくれるのはかなり大変だと思いますので、個人的には最低でも3〜4年くらいはかかっていると思いたいです。

そうなると、ラビットハウスの経営が安定したのが早くても最新話から約7年前〜となりますので、その時に青山さんがギリギリチノちゃんのおじいさんの愚痴を聞きつつ卒業したとしても、7年前に18歳ということで25歳であると結論付けることができます。

こうしてめでたく、青山さんの年齢は21歳〜25歳くらいであることが導けました。長かった…

所感

最初に考えていた時は結構理屈の通った話になったと思ったのですが、文章にしてみると考察の甘さが所々に目立ちますね。

特に最後の方のラビットハウスの経営が安定した時期は主観交じりが多くて厳しいものがあるかもしれません。

私の力では最新話までの情報ではこれが限界でした。何かもっと核心を得ているオタクが居たら是非コメントで教えてほしいです。

ちなみに、個人的には21歳説を推していきたいです。

青山さんが通っていた高校に彼女の噂話がまだ残っていることや、大好きだったラビットハウスに6年も行っていないとは考えづらいこと、チノちゃんのおじいさんが亡くなったことに「信じられません・・・」と驚いていた事など考えると、卒業してからそんなに時間は経っていなんじゃないかと思っています。

何よりココアちゃんたちと歳が近い方が彼女だって馴染みやすいですよね。そういう設定だとオタクとしては嬉しいです。

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